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白石智之プロはテレビ宮崎が厳正なる審査をした登録専門家です

ショート動画を毎日見ている子どもが、少し心配になってきた話

白石智之

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娘がiPadをじっと見ている。画面をスワイプして、また次の動画へ。
「何見てるの?」と聞くと、「なんか面白い動画」と言う。
特に目的があるわけでもなく、ただ流れてくるものをぼーっと見ている。

……あ、これ、私もやってるやつだ。

Youtubeで「ちょっと勉強のため」のつもりが、気づいたらまったく関係ないショート動画を無心で眺めていた、なんてことがよくある。
気づいたら1時間経ってた、みたいな。子どもだけじゃなくて、大人も普通にやられる。



なんで止められないんだろう。


ショート動画って、「考えなくていい」ように作られているんですよね。
動画は短いし、次々と自動で流れてくるし、自分で選ぶ必要もない。
ただ眺めているだけでいい。

これが習慣になってくると、脳もそれに慣れてくると思う。
長い文章が読みづらくなったり、じっくり考えることが面倒になったり、ちょっと難しいことに出会うとすぐに諦めるようになったりするんじゃないだろうか。

大人でもそうなんだから、思考力がぐんぐん育っている時期の子どもへの影響は、もっと大きいかもしれない。
そう考えると、やっぱりちょっと心配になってくる。

じゃあ、どうすればいいの?


スマホを取り上げる……というのも、なかなか現実的じゃないですよね。
これだけデジタルが当たり前の時代に、完全にシャットアウトするのも違う気がする。

私が大事だと思っているのは、「深く考える時間」を意識的に作ること。

考える力って、筋肉みたいなもので、使わないと衰えるけど、使い続ければちゃんと育つんです。

プログラミングが「考える場」になる理由。


そもそもプログラミングって、問題解決の連続なんですよね。

コードを書いて、動かしてみて、エラーが出て、「なんでだろう?」と考えて、修正して、また動かしてみて……この繰り返し。
ゴールにたどり着くまで、ずっと自分の頭を使い続けないといけない。
「なんとなく眺めているだけ」では、絶対に前に進めない。ショート動画とは真逆の体験です。

そのうえで、うちの教室では答えをすぐに教えないようにしています。

「どこが違うんだろう?」「どうすれば動くかな?」——そこをぐっとこらえて、まず自分で考えてもらう。
うまくいかなくてもいい。
ああでもないこうでもないと試行錯誤すること自体が、考える力を育てていくから。

娘がスマホをぼーっと眺めている時間と、私のプログラミング教室で「なんでだろう?」と首をかしげている時間。
どちらも同じ娘の姿なんだけど、なんか全然違うなあ、といつも思う。



考える力が、これからの武器になる。


AIがどんどん賢くなって、ちょっと調べればすぐ答えが出てくる時代に、なんで自分で考える力が必要なの?って思う人もいるかもしれない。

でも私はむしろ逆だと思っていて。
ツールが賢くなればなるほど、それを使いこなす「人間側の思考力」がより問われるようになると感じています。
答えを出すのはAIでも、何を問うか、どう判断するかは、人間にしかできないから。

だから子どものうちから「考える習慣」を育てることが、これまで以上に大切になってくると思うんですよね。

考える時間を増やすこと。
私がプログラミング教室でいちばん大切にしていることでもあります。

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白石智之
専門家

白石智之(パソコン講師)

ideal

IT業界の現場で培った実務経験をもとに、初心者からプロ志向の人まで対応。「仕事として使える力」を重視し、人生の選択肢につながる学びを提供。課題解決力を育てる子ども向けプログラミング教室も開講。

白石智之プロはテレビ宮崎が厳正なる審査をした登録専門家です

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