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第5回「ドーパミン・セロトニン・ノルアドレナリン…神経伝達物質とマインドの関係」

森億

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テーマ:第2章「マインドが変われば、すべてが動き

脳内の神経伝達物質は、あなたの感情や行動に直接関わっています。

 例えば、達成感や喜びを感じさせる「ドーパミン」は、挑戦することで分泌され、やる気やモチベーションを生み出します。

 「セロトニン」は心を安定させ、不安を和らげ、集中力を高めます。

 「ノルアドレナリン」は適度な緊張感を保ち、集中力を上げますが、マインドがネガティブだと過剰に分泌され、過緊張や不安を招きます。

 つまり、ポジティブなマインドを育てることで、これらの神経伝達物質のバランスを整え、最適なメンタル状態とパフォーマンスを維持できるのです。


<事例>

 Eさんはテニスの選手。

 ミスをするたびに「またダメだ」と思い込み、ノルアドレナリンが過剰になり、焦りからミスを連発していました。

 そこで、1ポイントごとに「ナイスチャレンジ!」と自分に声をかけ、ポジティブな意味づけを意識したところ、ドーパミンの分泌が促され、やる気と集中が戻りました。

 さらに、試合後は「ありがとう日記」を書き、セロトニンの分泌を促す習慣を続けたことで、精神状態が安定し、プレーの安定感も向上しました。

<コーチのすべきこと>

•練習メニューに「小さな成功体験」を作り込む。

•良いプレーや挑戦には、即時のフィードバックと承認(ドーパミン刺激)を行う。

•「ありがとう」「よくやった」を積極的に伝え、セロトニンの分泌を促す環境を作る。

<選手のすべきこと>

•小さな達成でも自分を褒めるセルフトークを習慣化する。

•試合後や練習後に「感謝できること」を3つ書く。

•自分のドーパミン・セロトニンを増やすルーティン(イメージ、音楽、言葉)を作る。

=「活力」

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専門家

森億(プロコーチ)

fine lab.(ファイン ラボ)

35年の中高大の教員経験と、バスケットボール競技での豊富な実績をもとに、パフォーマンス向上を導く「fine理論」を構築。セルフトレーニングとチームビルディングの両輪で企業セミナーや人材育成を行います。

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