鍼灸の力 アトピーでお悩みの方へ!
刺さない鍼灸治療で、寒暖差ギックリ腰を改善しましょう!
立春を過ぎて寒暖差が厳しい今日この頃。突然のギックリ腰や慢性の体重感・頭痛・肩こりといった症状もピークを迎え、花粉症や風邪をひいて、疲労回復もままならない。という方は多いと思います。寒暖差が大きいと筋肉の緊張が強まりい、ちょっとした朝の動作でギクッ!。あまりに痛みが強過ぎて、何か重大な病気になのかも?と症状を調べて、抱えた余計な心配が症状を悪化させてきた患者さんもおられます。「鍼やお灸って効くのかな〜?」と思いつつ、必殺仕事人のブス!ってイメージが強くて、「痛くてコワクて、嫌!」という方の声をよくお聞きします。
鍼って痛くない?コワイんだけど…大丈夫!刺さない鍼がありますよ!
鍼の仕方って、実はいろいろあるんです。
鍼っていうと、長くて太い鍼でブスって刺す(チャラら〜ん)ていいうのが皆さんのイメージでしょうか。実際には髪の毛ぐらいの細いものをトントンって優しく刺すものが多くて、体表にある“ツボ”(経穴)の効能を症状によって使ったり、刺した鍼で神経や筋肉にアプローチしたりする“刺激鍼治療”が多いと思います。細い鍼をトントンってしても、痛みはほとんどありませんが、刺されるというイメージや、深く刺して中に刺激を与える“響き”という感覚が苦手という方が多いのも事実です。
鍼灸は仏教と共に日本に伝来して以来、日本の風土、体にあわせて独自に進化していきました。大陸の血気旺盛な民族の方たちとは違い、強すぎる刺激ではなく、より繊細な鍼へと変化していきました。その中で、小さな子供や体力のないお年寄りなども安心して受けられる、より刺激の少ない刺さない鍼(接触鍼)という技法が生まれました。
鍼を刺さなくて、効くの?
“刺さない鍼”といっても、使う鍼はもちろん“刺せる鍼”です。その鍼を使って、体表にあるツボ(経穴)に、鍼の先を“触れさせる”だけで刺しません。だから痛みを感じないんですね。昔、うちの子が部活の試合の前日に“明日の試合に出れるように施術して”って、同級生を連れてきましたけど、皆んな緊張してましたね。いつ刺されるかって。施術が終わって痛みの症状が取れても、頭に?マークを浮かべながら帰っていったものです。痛くなるかと思っていたのに、何もなかった上に、症状がとれていたのが納得いかなかったんでしょう。
実は、東洋医学には、体表にあるツボをつないで流れる陰陽の気の循環が整っていれば症状のない状態=未病である。その循環に滞り(とどこおり)があれば何か症状がある、という原則があります。この流れを経絡(けいらく)といい、体表を流れている経絡を調整する施術は“経絡治療”と呼ばれ、長い歴史と数多“できる範囲でいいから、左右に足を開いてシコを踏んでいて”
い臨床実績を持っています。体表を流れる経絡の調整に、鍼を皮膚に刺す必要はないんですね。
寒暖差によるギックリ腰。一度の施術でほとんどは終わります。
でも鍼って何度も通わないといけないんですよね?効果が出るまでに時間がかかるんでしょう?という声もよく聞きます。ギックリ腰は、初日に痛くて動けなくなり、そこから大体三日間ぐらいかけて痛みのピークに達し、徐々に痛みが緩んできます。それでも苦しくて中々動けない方もいるぐらいですね。
その秘密は、経絡治療が全身施術であるところにあります。人の体というものは、一つの動作を全身の筋肉が連動して、サポートして動いています。何か症状がある時には、その症状のある部位には、他のこわばって動かない部位の負担も重なって、一番疲れている弱いところに症状が出ているわけです。
その症状のある部位だけではなく、全身の他の部位の状態も正しい状態になることによって、一番強張っているところの症状が緩んで正しい状態に戻れるのです。経絡治療は全身の気の流れを調整することによって、内臓の働き・血流の状態を本来の状態にしていくことで、全身の状態を改善していく施術です。
初日に施術を受けていただくと、まだ痛みは残りますが、ほとんどの方は痛みがける軽くなって、太字]松葉杖を使って抱えられながら来た患者さんも、帰りは自分で杖も使わずに歩いて帰られます。[/太字]そのあとは痛みが毎日軽くなっていきますので、施術の必要はまずありません。よっぽど早く痛みを取り除きたいという方は、もう1日くることも稀にありますが、私は必要ないとお話ししています。
痛い思いの時間を減らす為、ギックリ腰を起こしてから、なるべく早いうちの施術をお勧めしています。もちろん、二日目、三日目でも施術後の改善はよりわかりやすくなります。初日は動けなければ往診も受けておりますし、できるだけ早い施術をお勧めします。
緊急対策。お勧めはシコ踏み! (^o^)
ギックリ腰になった!どうしたらいいですか?遠方にいる友人たちから電話がくる時、私は決まってこう言います。“できる範囲で良いから、足を開いてシコを踏んでみて”って。
立てるなら、軽く腰をおとして両足を開き、軽く曲げた膝の上に左右の手を乗せて、左右の足を交互に上げてシコ踏みを三回ずつぐらいしては一呼吸休んで、三セットぐらい繰り返します。この時、足は床から離れなくても構いません。上げられる範囲で、気持ちだけでも構いません。繰り返すうちに、上げられる範囲で足を上げていくうちに、腰の痛みはラクになってきます。普段の腰痛にも効果がありますから、お勧めです!
まだまだ続く寒暖差を乗り越えて、年度末を乗り切っていきましょう!