仙台の行政書士より250207心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と医療法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。
午後は、障がい者福祉施設経営者セミナーに出席いたします。
今日は丸山芳浩先生の言葉のご紹介です。
<恵みによって>
使徒パウロは、「神の恵みによって、わたしは今日あるを得ているのである」(第1コリント15:10)と、神の恵みによって今の自分は生かされていると語っています。しかし、聖書の記述を見ると、パウロは働き者です。例を挙げれば、「あなたがた自身が知っているとおり、わたしのこの両手は、自分の生活のためにも、また一緒にいた人たちのためにも、働いてきたのだ」(使徒20:34)「人からパンをもらって食べることもしなかった。それどころか、あなたがたのだれにも負担をかけまいと、日夜、苦労し努力して働き続けた」(第2テサロニケ3:8)とあるように、パウロは信徒たちに負担をかけさせまいと、自分の働きで生活費を稼ぎ、伝道活動をしていました。しかし、誰よりも多く働いてきたのは、「わたし自身ではなく、わたしと共にあった神の恵みである」(第1コリント15:10)と断言しています。彼は、「自分の力で成し遂げたのだ」と誇ることをせず、「神の恵みによってさせていただいたのだ」と述べているのです。これは、「やればできる」という自己肯定から、「恵みがむだにならないように」という感謝と謙遜に基づいた180度の方向転換の行動です。



