仙台の行政書士より250207心のメッセージ
本日は、シャロームの会の心の障がい者の就労支援会議に出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<苦しみを共にする神(その1)>
「天を仰いでため息をつき、」(マルコ7:34)
カウンセリングの基本は、安易に答を教えないことです。カウンセラーは解決策を持っていたとしても、あえてそれを留めます。そして、クライエントの話を聞き、一緒に悩み、迷い、苦しみます。そうするからこそ、共感が生まれるのです。
イエス・キリストは、耳が聞こえず口のきけない人の癒やしの直前、ため息をつかれました。それは失望のため息ではありません。この人の苦しみ、孤独、絶望を深く理解し、その苦痛に対する、言葉にならないほどの深い共感と悲しみが、ため息となって表れたのです。また、このため息は、聖霊の「うめき」(ローマ8:26)と同じ言葉です。



