仙台の行政書士より250207心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請とNPO法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。
午後は、シャロームの会の農福連携会議に出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<振り回されない人生とは>
高田敏子さんの詩の一節です。
男は毎朝 カミソリでひげをそる そのとき女は 包丁で野菜を刻んでいる お互いに刃物を使いながら 刃物を感じないでいる 幸福な朝!
平凡な家庭生活の中、<刃物>という凶器がおのおのの生活の中に溶け込み、あまりにも自然で、<刃物>を感じない、という詩です。人生、危機的状況や困難に遭遇するものです。健康を害する、経済に困る、人間関係で苦労するなど、様々な凶器があります。しかし、それに使われ、振り回されるのではなく、それをことさら意識するのでもなく、サラリと受け止め、ごく自然に使いこなしていく、そのような人生を修練していきたいものです。「なるほど」と、頭ではこのことを理解できますが、どうしたらそう生きることができるか、が肝心です。しかし、その答えは、問うのではなく、一人一人が答えを問われている存在であることを深く覚えたいものです。



