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仙台の行政書士より241125心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。
 午後は、シャロームの会のケア会議と相談会に出席いたします。

 今日は丸山芳浩先生の言葉のご紹介です。

 <本物とは何か(その1)>
 小島祐馬(おじま すけま)氏が、「京大の総長に」との声を後目(しりめ)に、土佐にいる老父に親孝行をと引退しました。当時の首相、吉田茂氏は、小島氏を文部大臣にとの意向を持っていました。そこで、次官が家を訪ねると、縁側で九十を過ぎた老翁が一人、日向ぼっこをしていました。次官は翁の耳元に口を寄せ、小島先生の所在を尋ねると、「祐馬なら畑にいる」と指さしました。畑を耕していた厳(いか)つい老人を探し当て、小島先生であることを確かめた文部次官は、「次の文部大臣に、ぜひとも」との吉田首相の要請を伝えました。鍬を止め、話を聞いた小島氏はこう答えました。「わしは麦を作らんならん。そこなことをしている暇はない」と。力ない者が「ある」と答えつのは何とも滑稽で、力ない人が「ない」と答えるのは平凡です。しかし、祐馬氏の答えは、本物とは何かを語りかけます。

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