仙台の行政書士より241222心のメッセージ
本日は、シャロームの会の地域交流事業「駄菓子屋かめちゃん」に出席いたします。
今日は丸山芳浩先生の言葉のご紹介です。
<一寸千貫(その1)>
人様に向けて語る、あるいは、文章を書き認(したた)める場合、品格のあるものとは、どのようなものを言うのでしょうか。私などは、多くの方に聞いていただく立場に立ちますが、聴衆をおもしろがらせようとして、それを意識しすぎると、つい、品格が落ちるようです。自分自身を生きていないと、他者に対して上段に構えるか、あるいは、卑下するかのどちらかに傾きやすいものです。「一寸千貫(いっすんせんがん)」と言いますが、「私は私以上でも私以下でもない」と、自分自身をしっかりと生き、よく学び、学んだことを体験とし、咀嚼(そしゃく)していることです。その実体から語る時のみ、自己満足ではない、相手のお役に立つ働きが可能です。思うに易く、語るに単純ですが、この道を極めるのは至難の業です。そのように願いつつ、一瞬、一瞬を生き切っていくことに尽きるようです。