仙台の行政書士より241121心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と相続申請それぞれのご相談をお受けいたします。
午後は、シャロームの会の施設長会議並びに相談会に出席いたします。
今日は丸山芳浩先生の言葉のご紹介です。
<現実の中に宝を見い出す(その3)>
「わたしは日の下で人が行うすべてのわざを見たが、みな空であって風を捕えるようである」(伝道の書1:14)自分の本音がわかる人は、他人の本音もわかります。王は、二人の母親が一人の子をめぐって争った際に、本音に触れる対応をしました。彼はどちらが本当の母親かを見分けるために、極端な解決策を提示しました。「そこで王は『刀を持ってきなさい』と言ったので、刀を王の前に持ってきた。王は言った、『生きている子を二つに分けて、半分をこちらに、半分をあちらに与えよ』」(列王紀上3:24-25)そんなことをしたら赤ん坊は死んでしまいます。本当の母親は、たとえその子が自分のものにならなくても、子の命を守ろうとします。二人の女のうちの一人が、子を譲ると言い出しました。「ああ、わが主よ、生きている子を彼女に与えてください。決してそれを殺さないでください」(列王紀上3:26)これが本音の叫びです。王の知恵によって、真の母親はどちらであるかが明らかとなりました。現実を見極める洞察力と知恵。それはすべてをありのまま受け入れるところから生まれていきます。