仙台の行政書士より241122心のメッセージ
本日は、シャロームの会地域交流事業「駄菓子屋かめちゃん」に出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<大切な人とは(その1)>
北海道の「浦河べてるの家」でソーシャルワーカーとして活躍された向井地生良氏は、その著『精神障害と教会』(いのちのことば社)でこう述べておられます。「大切な人とは、私たちがもっとも受け入れにくいかたちで出会いが用意される」教会でも一般社会でも、心に病を持つ人々に対して、初めは同情できても、その後、戸惑いどころか拒否感を持つからです。しかし、彼は、「よく考えると、その『つきあいにくさ』の半分以上は、『(理想とは正反対である)じぶんとのつきあいにくさ』ではないかと思う」と気づかされたと書いています。