仙台の行政書士より241122心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と社会福祉法人認可申請それぞれのご相談をお受けいたします。
午後は、NPO法人シャロームの会の相談会に出席いたします。
今日は丸山芳浩先生の言葉のご紹介です。
<本物の生き方(その1)>
ヒマラヤの麓を旅した人から伺った話です。ここから先にバスは行かないという地点に着くと、ポニー(肩までの高さが147㎝以下の小さな馬)を引き連れた大勢の人たちが、奪い合うように客を歓迎したそうです。Aさんは、自分の中のささやかな思いやりを確認するかのように、貧しような身なりの人々の中から、ことのほか小さな少年と一まわり小さいポニーを選びました。荷物をポニーの鞍に乗せようとすると、少年はそれを奪い取るようにして「自分が担ぐ」と言い、ポニーよりも少し遅れてあえぎながら荷物を背負ってきました。それが、ポニーに少しでも楽をさせてあげたいという少年の気持ちであることを知った時、自分のささやかな思いやりなど吹き飛び、心震えるぬくもりの体験だったそうです。貧しさや試練の中に、本来、人間に与えられている尊いものが隠されているのかもしれません。