仙台の行政書士より241123心のメッセージ
本日は、シャロームの会で心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は丸山芳浩先生の言葉のご紹介です。
新約聖書のヤコブの手紙の中に、「忍び抜いた人たちはさいわいであると、わたしたちは思う」(ヤコブ5:11)とあります。忍耐は信仰者にとって必要なものであり、そこを通して神の祝福が得られるからです。忍耐を培うとは、途中であきらめたくなる誘惑との戦いです。辞めたい、止めたい、ここで中止するのが自分を愛するための賢明な判断だ…。忍耐力が養われるまで、このような誘惑はつきまといます。そこを「忍び抜く」ことができるのは、その先にある神の祝福を見ているからです。ヤコブの手紙では、旧約聖書のヨブ記の話が出てきます。「あなたがたは、ヨブの忍耐のことを聞いている。また、主が彼になさったことの結末を見て、主がいかに慈愛とあわれみとに富んだかたであるかが、わかるはずである」(ヤコブ5:11)私たちが3年に渡るコロナ危機を乗り越えることができたのは、今不自由な思いをしても、必ずいつか普通の日常生活を送れる日が来るという希望があったからです。そして今、私たちはその日々を生きています。渋みのある人生を、一つ獲得したと言えましょう。このようにして、私たちは思わぬ形で神の祝福を得ていくのです。