仙台の行政書士より241123心のメッセージ
本日は、大和教会の主日礼拝に出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<こころの筋トレ>
ある人が交通事故に遭った後、驚異的回復を果たされました。普段から「筋トレ」をしていたからです。傷ついた内臓や細胞を修復するのに、人間の体は筋肉を分解してその材料にあてるので、「筋肉は体の貯金」なのだそうです。さて、私たちの「心の貯金」は何でしょうか?それは神が今までなして下さった恵みを繰り返し思い起こし、確信を強めることです。
詩篇第48篇の記者はイスラエルの過去の歴史を振り返ります。それは、何度も外敵の侵入に脅かされ、被害を受けましたが、歴史を支配される神がその王たちを打ち負かされた歴史です。彼の確信は未来にまで発展し、「これこそ神であり、世々かぎりなくわれらの神であって、とこしえにわれらを導かれるであろう」(詩篇48:14)となって結ばれます。
あなたの過去にも大きな出来事があったことでしょう。今振り返って、「よくあんなところを、倒れもせず、やってこれたものだ」と思わないでしょうか?そこに神の恵みの力づけがあったのです。そのことを繰り返し繰り返し思い起こすこと。これが心の筋トレです。
過去の心の傷が多ければ多いほど、心の筋肉トレーニングの機会は増え、心の貯金は増えていきます。少しずつ心を鍛え、いざという時に力を発揮できる者とさせていただきましょう。