仙台の行政書士より241123心のメッセージ
本日は、仙台市の障がい者福祉施設実地指導に同席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
生活の中で「失敗した」と落ち込むことがあります。しかし失敗とは、その人が「失敗」というレッテルを貼った時に失敗となるのです。「そのことがうまくいかなかった」のではなく、むしろ、「そのことを通して、もっと別のすばらしい方法があることを見つけた」と定義し直すなら、新しい世界が必ず見えてくるものです。ノーベル化学賞を受賞した、島津製作所の田中耕一さんは、試薬の配合を間違ったことがきっかけで、たんぱく質の質量原理を発見しました。また、筑波大学名誉教授の白川英樹さんは、実験中にたまたまプラスチックを焦がしたことで、伝導性プラスチックの新発見をしました。歴史を見ると、このような話に枚挙のいとまがありません。あなたも、「なぜこのようなことが」と思う苦い、つらい体験にしっかりと宝を見つけていく、そのような心の姿勢を培っていきたいものです。