仙台の行政書士より241123心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と社会福祉法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。
午後は、シャロームの会のケア会議と相談会に出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
「やせ蛙負けるな一茶これにあり」「やれ打つな蝿が手をする足をする」17文字に秘められた世界は、作者自らの人生を彷彿(ほうふつ)とさせます。小林一茶は、母を3歳で失い、15歳でふるさとから追い出されました。苦労の末、弟・仙六との葛藤があり、52歳で結婚しましたが、4人の子はすべて亡くなり、妻とも死別、2度目の妻とは離婚、3度目の妻に女児が誕生したのは、すでに一茶が死去した後でした。まさに『悲劇』の嵐の中を駆け抜けたような人生です。誰の人生も、大小様々な試練や苦難に満ちていますが、そこを通り抜けた人だけが、心にしみるあたたかさをもって、先にような俳句を詠むことができるのでしょう。後世に残るような句を詠むことはできなくても、一日の終わりには豊かな言葉を残して、あすの日を迎えたいものです。