仙台の行政書士より241123心のメッセージ
本日は、シャロームの会で心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日はジェリー・ミンチントンの言葉のご紹介です。
<自分の価値を疑わない>
「あなたは価値のない人間だ」という意味のことを他人に言いたがるひとがいる。こういう人は、自分と比較して相手が何らかの点で違っているという理由で、相手をほとんど価値のない人間だと見なすのである。こういう人にとって「重大」な違いとは、外見、行動、宗教、人種、性別、収入、家柄、あるいはそれ以外の無数にある「優劣」を示す基準によるものなのだ。なぜ、このような哀れな性癖を持っている人がいるのだろうか。その理由は、自分が他人よりも優れていると確信できれば、偽りの自尊心を持つことができるからである。つまり、自分より劣っていると思える人の基準を創り出すことによって、自分の価値が高められると思っているのだ。これは、土星が自分の周囲には環があるという理由で火星より価値があると思い込むようなものだ!
他人が何と言おうと、人間の価値を決定する絶対的な基準はない。あるのは、精神的に不安定な人たちが独断と偏見で決めた基準だけである。人間の価値とは、数量で測定できるものではなく、生まれたときにもらって死ぬまで持ちつづける尊厳のことなのだ。相手をおとしめることによって自分をよく見せたがる人と接するときは、要注意。あなたがその人の意見に同意しないかぎり、あなたに劣等感を持たせることはだれにもできないのだ。