仙台の行政書士より241101心のメッセージ
本日は、大和教会の主日礼拝に出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<とちり稽古>
昔の役者さんたちは「とちり稽古」をやったといいます。三味線の弦が切れた、足を踏み外して転んだ等の失敗を想定し、その後にどう動くかという稽古を積んだのです。あえて事前にとちることで、本番で心を動揺させることなくリカバーし、何事もなかったかのように、いえ、それが元々の台本にあったかのように演じてみせる稽古です。
私たち人間はよく間違います。そしてサタンに時間もお金も盗まれてしまう、ということがあります。その時に、「わかっていたのにまたやってしまった。自分はなんてダメな人間なのだ」と責めるのではなく、「この私のために、身代わりとなって死んでくださった救い主がいる。その方はサタンの誘惑に打ち勝った救い主なのだ」と信じる方に向きを変えるのです。
自分の感情では、自分はダメ人間で罰を受けるべきと感じます。しかし神の御言葉は「しかし、まだ罪人であった時、わたしたちのためにキリストが死んで下さったことによって、神はわたしたちに対する愛を示されたのである」(ローマ5:8)と約束してくださっているのですから、こちらの方にすがりつくのです。
今週も「霊的とちり稽古」に励みましょう。その練習があなたを助け、あなたの周りの方々をも助ける日がきっとやって来ます。