仙台の行政書士より241031心のメッセージ
本日は、大和教会の主日礼拝に出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<新しい事をなす>
「見よ、わたしは新しい事をなす。やがてそれは起る、あなたがたはそれを知らないのか。わたしは荒野に道を設け、さばくに川を流れさせる。」(イザヤ43:19)
現在の米沢興譲教会礼拝堂を建てる時の話です。キリスト教建築では日本でも有名な設計事務所に依頼し、大方のところは意見が合いましたが、ただ一点、照明に関して調整が難航しました。事務所側の「教会標準の明るさ」は、私たちにとっては到底受け入れることができないくらい、暗いものでした。
設計事務所側はヨーロッパの伝統的な教会をイメージしていたのです。しかし、私たちはやがて間違いなく来る新しい時代をイメージしていました。新しい時代には新しい人たちが受け入れやすい新しい形でなければなりません。
客観的数字を出して初めてわかったのは、設計側の明るさは300ルクス。教会が求めているのは1500ルクスで、実に5倍の開きがありました。粘り強い交渉の結果、事務所側は謙遜に教会側の要求を受け入れて下さいました。そして当たり前のように今の礼拝堂があるのです。
新しい時代には、神は不可能なところに新しい道を設けて下さいます。今日、その道を歩む備えをしていきましょう。