仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と医療法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。
午後は、シャロームの会のケア会議に出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
人は誰もが、全てに終わりのあることを頭で理解しています。しかし、頭は便利なもので、物事を入れ替えたり、忘れたり、自由自在です。人生で覚えておくべき最も大切なことは「終わり」、すなわち、誰にも平等に死が与えられていることです。これは、頭ではわかっていても、日常に紛れて忘れていたり、「まだ先のこと」と目先のことと入れ替えたりします。このように、終わりを認識しないで生きるとは、今を生きていないのと同じです。中世の教会の人たちは挨拶に「メメント・モリ」という言葉を日常としました。「メメント・モリ」はラテン語で、日本語で「死を想え」「死を忘れるな」と訳されています。どんな時、どんな状況にあっても、終わりのあることを忘れない。死を意識することによって、現在、今ここに生きる意味や価値を見出すことができるのです。心に留めて歩んでまいりましょう。