仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は、シャロームの会の心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<歩の使い方の上手、下手>
将棋は、どの駒も大切ですが、歩は数が多いので、つい軽く考えがちです。歩の使い方の上手、下手でその人の力がわかると、専門家は言います。駒にはそれぞれ長所と短所があり、それを組み合わせてうまく使えるかどうかが腕の見せどころです。下手な指し手は、駒の欠点を補わず、使いやすい駒だけを使って負けてしまいます。歩というのは、一見役に立ちそうもない人やチャンスのことを言うのでしょう。しかし、これを使いこなして初めて一人前になります。
将棋で駒を動かすことを「効かす」とか「働かす」と言います。将棋が強くなるには、各駒の欠点を補い、長所を生かし、死に駒を作らず、駒を総動員することが秘訣です。
これはまさに、人間関係、特にリーダーの勘所です。各々の持味を生かし、共に喜びを勝ち取る人生を身につけていきましょう。