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仙台の行政書士より230804心のメッセージ

菊地茂

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 本日は、障がい者福祉経営セミナーに出席いたします。

 今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。

 <「頑張って」という言葉>
 プロ生活二十三年、数々の記録を樹立した村田兆治選手は魅力的な人です。彼は「プロ野球の世界は、一般社会と違って、技術、体力、精神力共にギリギリまで挑戦し、打つか打たれるかの勝負の世界だ。契約は一年単位。明日の保証などない実力社会だ」と言いました。ですから、一度だけ奥様が「頑張ってね」と言ったことがあるそうですが、その時、彼はこう言ったそうです。「この世界は頑張らなきゃやっていけない。だから頑張れなんて簡単に口にするものではない」。
 本気で、捨て身で生きている人、すでに頑張って生きている人には、どんな言葉が適切でしょうか。「頑張って」という言葉は、何か距離があり、観客席から眺めるような言葉です。よく挨拶がわりに「頑張って」と言いますが、その言葉を引き出させない、命あふれる生き方をしてまいりましょう。

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