仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と一般社団法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。
午後は、シャロームの会の相談会に出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<「東洋一の小麦王」はなぜ>
農耕民族の日本人にとって、人生は田を耕すことによくたとえられます。北海道の夕張に「東洋一の小麦王」勝部徳太郎さんがおられます。千歳空港二倍の広さはあるという、四十五万坪の希望が丘農園の園主です。見渡す限りの小麦の穂が波打っており、人気はなく、まさにそれは大海のようです。
なぜ、彼が本場のアメリカや欧州に負けないような名園主なのでしょうか。秘密は、土地を耕すところにあるようです。一般農家では、耕してせいぜい三十センチ位ですが、彼は一年おきに、四十五万坪を九十センチから一メートルの深さに耕し、天地返しをするのです。深耕すれば、それだけ収穫量が多くなるのです。
一寸深く掘れば、一斗多く穫れるといいます。人生も、置かれた状況に深く根をおろして生きるところに、人生の豊かな収穫の秘密があるようです。