仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は、大和教会の主日礼拝に出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<闇の中を歩む>
「たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。あなたがわたしと共におられるからです」(詩篇23:4)
詩篇第23篇は多くの人に愛され、よく読まれている聖書箇所の一つです。「死の陰の谷」の元の意味は「暗闇の谷」です。ここを歩む時には、神の臨在は感じられません。いつも共にいて下さり、祈りに答えて下さる神の存在が全く感じられない暗闇の中を、つまずかないように気をつけて歩んでいくのが死の陰の谷の歩き方です。
しかし、真っ暗で先が見えない人生を歩んでいても、わざわいを恐れないでいられるのは、「あなたがわたしと共におられる」という約束があるからです。そこで頼りになるのはこれまでの神との体験です。「あの時の祈りは私が祈った通りにはならなかったけれど、別の形でもっと良い答えをもらった」「あの時も助けられた」。これらの記憶は、ほんの小さな光かもしれません。しかし、神の声が聞こえない状況では、今まで自分を照らし出してくれたそれらの光を取り出し、自分を励まして歩むのです。
そこから先は、人生の暗闇に取り囲まれても、わざわいを恐れないで道を進んで行くことができます。あなたの中の神の光を大切にし、勇気を持って闇の中をも歩んで参りましょう。