仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と医療法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。
午後は、シャロームの会の相談会に出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
Aさんご夫妻は、引退後、長年願っていた氷山を見る船旅を実現しました。しかし、長期の船旅に慣れていないお二人は、ほどなくして船酔いをしました。楽しいはずの旅も無残な思い出となって残るのか、と思うと、どれほど失望なさったことでしょう。船酔いはつらく、足元ばかり見、自分の体を支えることで精一杯でした。その時、経験豊かな人が、「デッキに出て、外の動かない物をしっかり見なさい」と教えてくれました。船に揺られながらも動かない物をじっと見つめたら、船酔いが治まり、快適な旅を続けることができました。羅針盤もレーダーもない時代、長旅ができたのは、夜を待ち、星を見ながら旅したからです。同様に、不確実な時代、変わらないものをしっかり見続けることです。「どんな時も大丈夫」という信念でもいいでしょう。心の拠り所を書き、読み上げながら生きることも、人生の船酔いを防ぐ一法に違いありません。