仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は、大和キリスト教会の主日礼拝に出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<神の作品>
「わたしたちは神の作品であって、良い行いをするように、キリスト・イエスにあって造られたのである。」
(エペソ2:10)
法隆寺・薬師寺の宮大工棟梁、西岡常一氏は、「堂塔建立の用材は木を買わず山を買え」と伝えています。建物の南側の材料は南側で育った木を使い、北側の材料は北側の木を用いる、というように組み合わせて全体を建てあげていきます。そうするのは木には育った環境によって癖ができるからです。
たとえば、風に枝をねじられた木には、何とか元に戻ろうとする性質が生まれ、それが木の癖というものになります。それを見極め、それぞれの癖、個性を生かしてこそ風雪に耐える立派な堂塔が建つというのです。実際にこうやって建てられた建築物は、時間と共に強さが増し、年百年を経ても、美しさと品格が漂います。
あなたという神の作品は、人前に出せる立派な材料のみを集めて作られるのではありません。人には言えない苦労も、神はそこから「忍耐」という材料を取出し、あなたという作品に加えて下さいます。
神様は私たちの人生の全てを使って、私たちを神の作品へと造り上げて下さるのです。神が与えるものを感謝して受け、今週も信仰の一歩を進めてまいりましょう。