仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、岩沼キリスト教会の主日礼拝に出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<平安の人生>
すると、イエスは彼らに言われた、「わたしだ、恐れることはない」。(ヨハネ6:20)
今日の聖句は、5000人の給食の奇跡の直後の箇所です。そのような大きな出来事の後ですから、「何が来ても大丈夫」という勇ましい気持ちになっていても不思議ではありません。しかし、その時の弟子たちは闇夜のガリラヤ湖上で風と波に翻弄され、何の力も湧いてきませんでした。
人間の現実とはこのようなものです。聖書は、神がこの世におられるとはっきり分かった奇跡の後でも、私たちは不安定な生活に突入することがあるのだ、と告げています。
しかし、神がいるならどうして、と思わざるを得ないような中にあって、「わたしだ、恐れることはない」という御声を聞くのです。これが本当の平安です。試練や困難がないことが平安なのではありません。試練や困難がしょっちゅうやって来て、不安と心配の嵐が吹き荒れる中、「わたしだ、恐れることはない」という御声を聞き、慰めを得、そこで得られる平安こそが、同じ苦境にいる他者を慰め、分かち合える平安となるのです。
今週も神の平安に包まれますように…。