仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、シャロームの会の心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<本当の賢者>
あちこちで「村おこし」が盛んに行われています。大分県の平松知事が提唱した「一村一品運動」などもその一つと言えます。そして、この村おこしをクレージーとばかがするというのです。賢者と愚者が幅をきかせているような所では、決して成功しないのです。村おこしの実践者が言うには、クレージーが新しいことを考え出し、ばかが、まさにばかになってそれを実践するのです。これに対し、賢者はそれをあざ笑い、愚者はその足を引っ張るのです。
この言葉の表現には、多少問題があるとしても、核心をついています。確かに、生き生きと事業を展開している地域というのは、長老的リーダーがクレージーとばかを上手に励まし、賢者と愚者をうまく押えています。クレージーを受け入れ、また、ばかになりきれる人こそ、本当の賢者と言えるに違いありません。