仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、宮城野キリスト教会の主日礼拝に出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<にじみ出る愛が>
中小企業の最大の悩みの一つは、苦労してようやく一人前に育てると大企業に転職するなどの、従業員の定着率の低さです。
この悩みをきっかけに、経営者のSさんは教会に来られました。そして、メッセージを聞く中で、ご自身の課題を見いだされました。それは「愛は、すべてを完全に結ぶ帯である。」(コロサイ3:14)に表される神の愛が自分には欠けていたということです。Sさんはこのみ言葉を繰り返し唱え、自分の言葉や振る舞いから愛がにじみ出るようにと毎日祈られました。そして、会社を辞めていく人には、「帰ってきたい時にはいつでも歓迎するよ」と伝え、笑顔で送り出すようにしました。
ある時、大企業に転職し、経済的にはとても良い状況になったにもかかわらず、自分に合わなかったのか、Sさんの会社に戻ってこられた人がいました。その日、Sさんは、決して経済的に余裕はありませんでしたが、心いっぱいの夕食でもてなしました。もてなされたその人は、Sさんの手打ちそばを食べながら、熱いものがこみ上げてきて、庭に出て、歯を食いしばりながら涙をこらえたそうです。
「愛」という言葉を一度も使わずとも、見える愛、聞こえる愛、感じる愛が、Sさんの内に聖霊様によって備えられたのです。今週はあなたの番です。