仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、東八幡キリスト教会のオンライン主日礼拝に出席いたします。
今日は稲盛和夫先生の言葉のご紹介です。
<経営者の要件>
福沢諭吉は、経営者のあるべき姿を、こう表現しています。
思想の深遠なるは哲学者のごとく、心術の高尚正直なるは元禄武士のごとくにして、これに加うるに小俗吏の才をもってし、さらにこれに加うるに土百姓の身体をもってして、はじめて実業社会の大人たるべし
この言葉は、そのまま人生方程式に当てはまります。
土百姓の身体、つまり、頑健な身体は、誰にも負けない努力をする「熱意」にあたり、小俗吏の持つ、放っておけば悪さをしかねない才能、経営でいうところの商才は「能力」にあたります。
そして「考え方」にあたるのが、「思想の深遠なるは」「心術の高尚正直なるは」という部分です。
つまり、哲学者が持つような素晴らしい思想を持ち、かつ元禄武士が身につけていたような素晴らしい心根を持ち、そのうえ小俗吏が発揮したような才能と、土百姓の頑健さを備えていなければ、立派な経営者にはなれないのです。