仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、シャロームの会の心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日はヴィクトール・E・フランクル『夜と霧』の言葉のご紹介です。
<人間は人生から問いかけられている②>
しかし、こうした人生への嘆きに対して、フランクルはまったく異なる視点から人生を捉え直すことを提案します。なぜならフランクルによると、「人生の意味」についての嘆きは、その問いのたて方そのものが誤っているからです。というのも、「人生の意味」は、そもそも、こちらから問うことのできるものではないからです。「人生の意味」は、私たちがそれを問い求めるのに先立って、常に、そしてすでに人生の方から送り届けられている。私たち人間がなすべき事は、生きる意味はあるのかと「人生を問う」ことではなくて、人生の様々な状況に直面しながら、その都度「人生から問われていること」に全力で答えていくこと、ただそれだけだということです。