仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、仙台キリスト教会の主日礼拝に出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<クシャクシャの20ドル>
講演家が、本題の前に聴衆に向かって20ドル札を掲げて、こう語り出しました。「このお札が欲しい人はいらっしゃいませんか」。すると、何人かが手を上げましたが、講師は真っ先に手を挙げた人に20ドルを手渡すことにしました。
その時、講師はその20ドル札を丸めてクシャクシャにし、さらには足で踏みつけ、挙句の果てに、蹴っ飛ばしてしまいました。そして拾い上げてひと言。「私の今日の話は、これがすべてです。このお金をどのように扱い、または扱われたかには関係なく、このお札は20ドル札で価値は変わりません。人生で誤解され、乱暴に扱われたり、幼少期に深い心の痛手を負った方もおられるでしょう。しかし、神の作品としてのあなたの価値は少しも変わらないのです」
その後、講師は1時間ほど熱く語りましたが、その内容よりも、20ドル札を丸めて踏みつけた光景の方が、聴衆の脳裏に鮮明に焼き付けられました。そして、20ドル札に各々の人生を重ね合わせ、どのように扱われたとしても、自分の価値は少しも変わらないことを、しっかりと心に刻んだそうです。
さて、あなたは……?