仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、シャロームの会の心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈どんな試練の中でも①〉
戦国時代、武田勝頼軍が三河の長篠城を包囲しました。城内では食料が尽き、もはや数日、という状況になった時、鳥居強右衛門(とりい・すねえもん)が、命を懸けて、厳重な包囲網を抜け、徳川家康に救援を頼み、承諾を受け取りました。再び長篠城に戻る時、鳥居は武田将軍に捕らえられ、「援軍は来ない」という報告をするように命じられ、城下に連れてこられました。その時、彼は、城を仰ぎ、大声で「君主の大軍はすでに出発した。援軍は三日もすれば到着する!」と叫びました。そのため、彼の身は、その場で切り裂かれました。指一本動かすことができない状況でも、彼の心は自由で、誰も彼の口をふさぐことができなかったのです。