仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は、シャロームの会の地域食堂「まざらいん食堂」に出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<共存共栄の秘策①>
この実話をご存じの方もおられるでしょう。
アメリカ・アリゾナ州にある広大な自然公園「カイバブ高原」では鹿の数が減少し、絶滅の危機に直面しました。解決策として、鹿の天敵であるピューマやコヨーテなどを徹底的に駆遂しました。ピューマは約700頭、コヨーテも約7000頭、駆除しました。その結果、鹿が10万頭に達しました。
しかしその後、一気に鹿の数が減ったのです。その原因は、鹿の餌となっている高原の草が食い荒らされ、大量の鹿が餓死したというのです。公園の面積内では一定数以上の鹿は生息できなかったのです。同時に、ある程度の天敵がいることは、むしろ、理想の状態だとわかりました。