仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は宮下雪子先生の言葉のご紹介です。
<透き通った愛②>
奥様の少女のような顔を見ながら、私は「ご主人様、よく奥様のお世話をなさいましたね」と言うと、「あなたに世話をされ生きていく辛さが分かりますか?僕は妻がいてくれたからこそ生きてこられたのです。僕は病気も含めて妻のことが大好きでした」と答えられました。私はあまりの純粋な二人の愛に言葉を失いました。その後、ご主人は奥様との思い出と悲しみに浸る毎日を過ごされたと聞きました。
一年後、ご主人と再会しました。「宮下さん、僕はこれから人生を幸せに生きようと思います」と爽やかな言葉を残してご主人は去って行きました。妻との人生を生き切り、悲しみに浸りきり、残された人生を彼らしく生きる。透き通った愛が伝わってきました。