仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、相談申請と心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
午後は、建設業オンラインセミナーを受講いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<檻の中の自分②>
ある時私は、高校の講演会で、こんな話をしました。
「私は学生の時、英語を勉強していると数学が気になり、数学を勉強していると国語が気になり、国語を勉強していると社会が気になって、結局、何もやらないで終わったりするようなことがありました…」
もちろん、物は大切です。あれもこれもと気になって、手に入れたい物はたくさんあるでしょう。しかし、この欲というものは困ったもので、一度生まれると、心の中にベーキングパウダーを入れたようにフワーッと膨れてしまうのです。そして、その欲にとらわれると、そのこと自体にも気づかなくなり、すると、なんだか知らないけれど、別にどこかが病気というわけでもないのに心に充実感がなくなってしまいます。
それは、シンプル・ライフを忘れているからです。
何かにとらわれていると、さながら、目には見えないけれど不自由な檻の中に住んでいる動物のようです。
どんな山奥に住んでいたとしても、どんな環境にあろうとも、シンプル・ライフを知って心のおしゃれを身につけていたら、どこにいても満足なはずなのに…。