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仙台の行政書士より200623心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と医療法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。
 午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

 今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。

 <心と関わる自分>
 昔、中国に三種類の鳥がいました。鳥たちはそれぞれ、ただ一字だけの名前を持っていました。
 二種類はすでに絶滅し、今はもう、存在していないそうです。唯一、生存している鳥、それは「鵜」です。そう、よくご存じのように、日本では鵜匠が上手に使ってかがり火の下で魚を捕らせている、あの鵜です。
 絶滅した二種類の、一つは「さ」という鳥です。これは「沙」とか「嗟」などと書きます。そしてもう一つは「ゆ」という鳥です。
 さて、この「さ」という鳥は、山奥の高いところに住んでいて、めったに見ることができませんでした。珍しい鳥ですから、ある日「さ」を見つけた木こりは、「あっ、『さ』がいる」と自分の仕事をほっぽって追いかけました。けれどこの鳥は頭がよくて、なかなか捕まりません。最後には諦め、「所詮、わしは木こりの身だ。木を切ろう」と、一生懸命、仕事に励んでいましたところ、斧の柄が折れ、先の部分が飛んで行き、「さ」に命中しました。そして、この鳥が捕れた。これを「さとり(悟り)」というのだそうです。
 またある日、その木こりが感ずるところがあって、「とにかく与えられた場所に、ひたむきに生きることが人生だ」と思いながら。山の湯に入ったのが「ゆとり」の始まりだそうです。今日では、心の時代を迎えて「ゆとり」の大切さが盛んに言われていますね。
 「自分と関わって生きる」とは、「心のおしゃれの三ヵ条を持ち、自分自身を生きる」ということです。ではその三ヵ条とは何か、答えを先に申し上げましょう。
 一番目は「シンプル」です。上手なおしゃれをなさる人は、ゴテゴテをたくさんつけるのではなく、ポイントを絞り、全体はとてもシンプルです。これは外側のおしゃれのことですが、ここでは心の「シンプル」について考えてみたいと思います。
 二番目は「ユニーク」であることです。ユニークとは個性。誰かと比べることのない、個性的な美しさのことです。
 三ヵ条の三番目は「ハーモニー」。
 この三つについてご一緒に考えてみましょう。

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