仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と医療法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。
午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は山下恭夫先生の言葉のご紹介です。
<輝きはすべての人に②>
相手も自分も生かされる人間関係
こんなお話を聞いたことがありますか。
市役所でのこと、八十歳くらいのおばあさんが、名前や住所を記入して、その用紙を係の人に渡していました。係の方は、「おばあさん、ここに印を押してくださいね」と言って、また差し戻しました。おばあさんは、「はい、印ですね」と言って、持っていた袋の中を探しました。が見つかりません。それで、「すみません、印鑑を忘れてきました」と言いました。係の人は、「そうですか、それでは、拇印でいいですよ」と応えました。おばあさんは、何を勘違いしたのか、「拇印ですね」と言って、また袋の中を探し始めました。しばらくして、「まことにすんません、拇印も忘れてきました」と言ったのです。
そのとき、あなたがその係の人でしたら、なんと応えますか。
その人は、「そうですか。それなら、指でいいですよ」と言われたそうです。そこにはとても素敵な雰囲気が流れ、二人は輝いて見えました。どうしてでしょう。それは、係の人が、勝ち負けの人生ではなく、相手も自分も生かせる人生を歩んでいたからなのです。