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仙台の行政書士より200516心のメッセージ

菊地茂

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 本日は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

 今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。

 <具体的な祈り>
 日本語がだいぶ上手になってきたアメリカ人のAさんから、「大半とは、大体何パーセントのことを言うのか」と聞かれて答えに窮しました。「大半」という言葉は、中国から日本に入ってきた漢語ですが、本家の中国では「大半」とは九割のことを指すそうです。さらに大半の次に「多半」と言う言葉があり、これが七割。その下に「一半」で、これが五割。その下が「小半」で、これが四割だと言います。私たち日本人は中国人同様に「大量」、「少量」という言葉を使いますが、中国では、「中量」という言葉も使うそうです。日本人は、どこかでこれを抜かしてしまったようです。
 日本人はこのように、はっきり物事を決めず、ぼかしながらとらえていくことが多いようです。しかし、神様に祈る時にはそうではなく、具体的に願うことです。あなたの欲しいもの、願うところをはっきり申し上げて祈るのです。神様はその具体的な願いを聞くばかりか、その切なる願いのゆえに、はるかに超えた祝福をもって答えて下さいます。
 ぼんやりと抽象的に生きるのではなく、具体的な成長のポイントを示していただき、それが成ると信じて祈る、豊かな時といたしましょう。

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