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仙台の行政書士より200502心のメッセージ

菊地茂

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 本日は、ステイホームしています。

 今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。

 <『今を輝いて生きる』⑥>
 三、“輝く”とは
 今回のもう一つのテーマ「輝き」です。「輝き」には、二種類の輝きを見ることができます。すなわち、目に見える表面の輝きと、内面の輝きです。
 表面の輝き
 表面の輝きを放つには、一生懸命に磨くことに尽きます。磨いて、磨いて、磨き抜き、塗っては磨き、塗っては磨く。ちょうど日本の塗り物のように…。
 人生の輝きを磨くとは、何事も感謝して生きることです。先に語りましたように、生きているのではなく、生かされているのであり、物事の裏でなく、表を磨く、すなわち、マイナスではなく、プラスの面を数え出すことです。
 自分に対しても、他者に対しても、人間評価をする時に短所を見るのではなく、長所を見、それを口に出すことです。すると、不思議なことに、他人にもあなたにもほほえみが生まれます。すなわち、輝きに満ちてくるのです。
 これも習慣ですから、愚痴が出てきやすい人は、同じくちびるをもって感謝に変換し、良き習慣を身につけていきたいものです。これは、誰にでもできることですから。
 内面の輝き
 表面の輝きと共に、内面の美しさはどのようにして培うことができるのでしょうか。それは、建前の自分ではなく、本音の自分、もう一人の自分としっかり出会うことです。
 人は、内なる自分、本音の自分がいることすら知らず、建前だけで生きるものです。しかし、旅行など非日常性に入ったり、生活の中で大きな困難などに出会う時に、本音の自分、すなわち、もう一人の自分が登場します。
 そんな自分を「こんな自分ではだめだ」とか「こんなはずではない。もっとしっかりしなさい」などといじめないで、「本当の自分さん、こんにちは」と声をかけ、よくお付き合いをし、自分自身を育てることです。つまり、建前と本音がより接近し、自己一致する時に、本物の輝き、つまり、内からにじみ出てくる香りがあなたのものになるからです。

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