仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。
午後は、心の障がい者のご相談会とスタッフリーダー会それぞれに出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<『今を輝いて生きる』④>
二、“今”とは
人生には三つのステージ、すなわち、過去・現在・未来があります。
過去を宝に
多くの人は「過去と他人は変えられない」と言いますが、過去も他人も、すばらしい、無尽蔵の豊かさへと広がりを見せるのです。もちろん、変える必要がないケースもあるでしょうし、あえて不必要な領域に入り、エネルギーや時間を浪費する必要もありません。与えられたエネルギーと時間は上手に用いたいものです。
他人も、あなたが変えるのではなく、あなたの内にある確かさ、真理が感染していくからです。また、過去も、「あのことがなければ良かった」というのではなく、「あのこと故に、今の自分がある」というふうに。
星野富弘さんは、首から下が動かない大変な状況で、詩や絵を描き、多くの人に希望と励ましを与えておられます。
かつて、ハワイに奥様と旅された時に、インタビュー受けた折、「もし、神様があなたの体を健常者と同じ姿に戻してあげると言われたら、どう答えますか」という質問に対し、「神様、せっかくのお申し出ですが、今、与えられたこの状況のままで、この地上で過ごすことができるように…」と、ほほえみをもって答えられました。その答えの背後に、自分に与えられた過去が、どんなに大きな、意味深い宝であるかを味わっておられると、あなたも同感なさることでしょう。