仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は、ステイホームしています。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<『今を輝いて生きる』③>
生きる人、生かされている人
頑張って、我力いっぱいの人は、どうしても対決型になり、勝ち負けを競うことになります。
しかし、生きているのではなく、いつも「生かされている」と身を低くできる人は、そのような人や出来事に対しても謙虚ですから、ちょうど水が低い方に流れていく、アイデアのいのちがあなたの内に流れ込んで来ることになります。雪の塊が雪だるまに変身したようにです。
やがてそれは、自分ばかりでなく、まわりの人をも生かしていきます。
アメリカの大リーグで活躍するイチロー選手が、何試合もヒットが打てず、抑え込まれた時期がありました。その時のインタビューで、「あのピッチャーは苦手のピッチャーですか」との質問に対し、イチロー選手は、次のように答えました。「いえ、彼は、私の可能性を引き出してくれるすばらしいピッチャーだと思います。」と。さらに加えて、「ですから、私も、彼の可能性を引き出せる、すばらしいバッターになりたい」と。
自分も相手も、共々に生かされていくような、こんなおしゃれな、また、あたたかく、パワフルな会話が、私たちの生活に中でも、さらに馴染み深いものとなっていけることは、何とすばらしいことでしょう。
生かされている人の人生は、自分自身だけではなく、他者をも生かす生き方です。