仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請とNPO法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。
午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は宮國泰斗先生の言葉のご紹介です。
<幸せへの王道>
最近、カウンセラーとしての役割の一つに「つなぐ」というものが重要ではないかと痛感しています。クライエント(当事者)と家族をつなぐ、地域とコミュニティとつなぐ、当事者同士をつなぐ。
そのことを思うとき、最も大事な二つの「つなぐ」に気づきました。それは、まず、カウンセラーが関わっているクライエントさんと信頼というベルトを「つなぐ」ということ。そして、最終的には、そのクライエントさんが失っていた、「自分自身との関係をつなぐ」という事を描きながら関わりを続けるということです。
かつて、私は何度も「米沢から去ろう」と「自分自身との関係を断ち切る」決意をしたものでした。しかし、田中先生はいつも「そう思っているのか。順調順調」と私の肩を叩いては笑い、その笑いに、帰ろうとする士気を削がれた私でした。今思うと、自分を信じることの出来ない私を「彼は立ち上がれる」と信じた先生の視点が、私が自分自身と「つながる」大きなエネルギーになったとわかります。
エリクソンの発達理論では、人が、晩年を迎えるときに、いかにして「自分という人格が、統合されたものとなっていくか」を到達点と捉えています。私たちは、一生をかけて「統合」つまり、自分と自分の関係を結んでいくのです。より「自分と仲良くなる」人生が、何にも勝る幸せの道、ということが出来るのではないでしょうか。