仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、産業廃棄物処理業許可申請と建設業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。
午後は、シャロームの会スタッフリーダー会に出席いたします。
今日は金藤晃一先生の言葉の紹介です。
<恐怖症の治し方>
私は電車恐怖症の青年に関わらせて頂いています。先日、その青年が見事に電車恐怖症を解決しました。約20年、対人恐怖症で、不特定多数の人々が乗ってくる電車にはとても乗れず、特に高校生の集団が乗ってくると自分は発狂すると思い込んでいました。
そこで、私が、「私も一緒に電車に乗るから、辛すぎたら最寄り駅で降りたらいいよ。一緒にやってみないか?」と持ちかけました。ちなみにこの方法は、兄弟で漫才をしている人気お笑いコンビ、中川家のお兄さんが、弟さんに助けてもらって電車恐怖症を克服した方法です。専門用語で「暴露療法」と言います。あえて恐怖に身を曝して、その恐怖に自分を慣れさせ、恐怖症から自分を解放するというものです。
最初、彼は「とてもできません」と言っていたのですが、突然、「金藤先生、電車に乗ることができました。一人暴露療法です」と言って帰ってきました。びっくりした私は、「怖くなかったの?」と聞くと、「もちろん怖かったですけど、いざ高校生が乗ってきても、緊張感を我慢していたら、あっさり怖くなくなりました」とのこと。
自信をつけた彼は、彼の住む米沢から、短期間の内に、山形に5回、仙台に3回と電車で行けるようになり、もっぱら美術館巡りをしています。不安になったら、30分は耐えてみる。これが暴露療法の勘所です。恐怖症でお苦しみの方は、最初辛いけれどお試し下さい。人生が変わります。