仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請のご相談をお受けいたします。
午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<ありがとう>
言葉は生きています。たったひとつの言葉で人は喜びもし、悲しみもするのです。ですから、出来るだけ美しい、前向きな言葉を用いたいものです。日本語で最も美しいと言われる言葉のひとつに「ありがとう」があります。漢字で書くと「有難う」です。
これは万事うまくいくから「ありがたい」のではなく、難が有るにもかかわらず、その状況に感謝する、「ありがとう」と解釈することができます。
また、「ありがたい」は「有る」ことが「難しい」と読むこともできます。
「ありがたい」の反対語は「当たり前」です。与えられた人生を「当たり前」と受け止めてしまうと、感謝の気持ちは湧きません。しかし、当たり前と思っていた状況から一部が欠けると、感謝の実体がわかります。両手があるうちは当たり前で何の感動もありませんが、片手を失ってはじめて、両手があったときのありがたさを感じるように…
今週も、何気なく使っている「ありがとう」の意味の奥深さと、言葉の持つ力をしっかりと味わってまいりましょう。