仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は、終日心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は田中信夫先生の言葉のご紹介です。
<自らを育てる>
神学校の生徒さんたちが、ぶどう園の見学に行かれました。口々に多くの学びが出来たと喜んで帰られました。農夫の方が体全体で語られるぶどう作りの話を通して、人々のために生きることがどんなにすばらしく、またどのようなことであるかを体で学ばれたようです。
農夫の方は、次のように言われたそうです。ぶどう作りのために命を懸けていること、具体的には二十四時間ぶどうのことを考え、片時も忘れず、よきぶどうを作るためにあらゆる手段を講じ、その手間隙は口で言い表せない苦労であること、それゆえに収穫の日の喜びはひとしおであることなど。
花を育てるには一年、火を育てるのに三十年、人を育てるのは一生と言われます。誰でも人の子の親となる時があり、また時と共に人生の指導者としての役割を果たさなければなりません。そのために、自然から、また人から学ぶことは大切です。そして何よりも、日毎のみ言葉の学びと祈りの中で自らを育てることです。
人々のお役に立つ証し人となるために、小さな出来事を大切にしながら、一歩一歩前進してまいりましょう。