仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。
午後は、シャロームの会の相談会に出席いたします。
今日は金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
<三大欲求>
カウンセリングを通して感じることは、人は、三大欲求を持っているということです。
一番目は「分かってもらいたい」という欲求です。私はときどきお話しを聴きながら「私の理解のために教えて下さい。あなたのおっしゃったことは‥ということですか?」とその人が語ったことをまとめて返すことがあります。一生懸命理解しようとする態度に、相手は分かってもらったという安堵感を感じます。「そうなんです」と返ってきたら「分かってもらった」と相手が感じているサインです。
二番名は「認めてもらいたい」という欲求です。承認欲求という言葉があるくらいですから、人は認められることを求めています。簡単に言うとほめられることです。特に小さなお子さんはほめられることによって成長していきます。大人も同じ。相手のどんな小さな変化も見逃さず認めると、新しい自分の可能性を見出し、成長していくことが出来ます。
そして最後は「謝ってもらいたい」という欲求です。カウンセリングをしていると、親に向けられなかった怒りや悲しみをカウンセラーを親に見立ててぶつけてくることがあります。これを、陰性の感情転移と言います。簡単に言うと八つ当たりです。そんなとき私は、その親御さんの代わりに謝るようにしています。「あなたを本当の意味で分かってあげられなかった。ごめんなさい」。するとクライアントさんはハッとして「私、これが欲しかったんだ。ただ謝ってもらいたかったんですね」と言って、憑きものが取れたかのように、微笑まれます。まずは自分にどんな三大欲求があるか確かめてみましょう。