仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は、シャロームの会メンバー交流会に出席いたします。
今日は田中信夫先生の言葉のご紹介です。
<大工の棟梁の名言>
Tさんは大工の棟梁で、親方の名にふさわしい人柄と技術を持っておられ、働く人たちから絶大な信頼を集めておられます。この方の仕事には、一切口出ししません。予想を遥かに超えた素晴らしい仕事をなさるからです。
ある時、こんな話をなさいました。「知ったかぶりをするお客さんは仕事がやりにくい。骨組みや基礎のことではなく、すぐ交換出来る色や模様にあれこれ言う人がいる」
どうしてそうなるか伺うと、「それは見栄ですね。目立つところだけ気にして、胃が悪いのに顔ばかりゴテゴテ化粧するようなものさ。口を出す客ほど無責任で、前に言ったことは忘れるし、途中で言うことはどんどん変わり、おまけに夫婦で言うことは違う。こうだといい家は建たない。結局はお客さんが損するだけ」
何かしら思い当る節があり、冷汗の出る一言でした。