仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と相続申請それぞれのご相談をお受けいたします。
午後は、シャロームの会心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は田中信夫先生の言葉のご紹介です。
<応接室に通されたら>
昭和二十三年秋、草柳大蔵氏は、編集長として、ある大臣の原稿を貰いに行きました。雨の中、歩き疲れた彼は美しい婦人に居心地の良い応接室に通され、原稿とねぎらいの言葉と共に温かい紅茶まで勧められました。
ところが彼女は、優しく厳しくこう言いました。「応接室に案内された時は、その家の主が現れるまでは、腰をかけず立って待つものですよ」ー身の縮む思いでしたが、それを深く心にとめ、深々と頭を下げたそうです。
それから二十数年後、三菱銀行会長の田実渉氏を取材に訪れました。さらに数年後、日本興業銀行会長の中山素平氏にインタビューした時、最後にこう言われました。「田実さんが『あの男は、俺が部屋に入って行くまで立って待っているような立派な男だ』とあなたのことを言っていましたよ」と。