仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は、東北学院大学法学部同窓会森山会長叙勲祝賀会に出席いたします。
今日は田中信夫先生の言葉のご紹介です。
<この繁栄はどこから来たか>
イカリ消毒という会社があります。現在の黒沢社長会社を継いだのが昭和三十七年。彼はまだ二十三歳、社員十名、年間売上が二千万程度でした。
会社を継いだ翌三十八年に、西武デパートで火事が起こり、死傷者が出ました。その火事の原因が、消毒清掃に当っていたイカリ消毒社のアルバイトのたばこの火の不始末でした。この時に黒沢氏は、死を覚悟したと言います。しかし、西武デパートのオーナー、堤清二氏は「死んだつもりでやれば、何でも出来る」と励ましてくれました。黒沢氏はその言葉に打たれ、これからの人生は「お詫びとご恩返しの人生」と決めたのでした。そしてついに、得意先が三万社、年商百億円を超えるような大会社へと発展したのです。
人生、打ちのめされるような事件に出会っても、それをバネに大きく成長していきたいものです。