仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と相続申請それぞれのご相談をお受けいたします。
午後は、シャロームの会ケア会議と相談会に出席いたします。
今日は田中信夫先生の言葉のご紹介です。
<不意の出来事にもこのように>
昭和四十六年三月十三日、歌舞伎座での出来事。出し物は「高坏」で、これは六代目菊五郎がタップダンスを取り入れて考案した、高下駄で床を踏み鳴らしながらコミカルに踊る舞踊劇。舞台の床も高下駄も木で滑りやすい中で踊るのですから、非常に難しい演目です。そして、その第一人者が中村勘三郎さんです。
その日、踊りが見せ場にさしかかり、場内が最高に盛り上がった時、下駄の歯が一枚、飛んでしまいました。あわてた付き人は新しい下駄を差し出しましたが、彼は表情一つ変えず、一本の歯のまま平然と踊り続けました。
人生でも、このような不意の出来事に出会うものです。しかし、日々の小さな出来事を大切に処し、生きる時、鍛えぬかれた人生の中に、どんな状況にも処する秘訣が与えられます。人生は舞台、あなたは名優。